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はじめのいっぽ〜人権同和教育通信
2008/01/28 11:20 [Mon]
category:人権・同和教育
「答えは自分の中にある」(1/26・27)

県教委主催の人権・同和教育促進講座に参加し、多くの出会いと学びがありました。

安来市の大塚ふれあいセンターの取組の発表がありました。安来市は同和教育の先進的な地域でしたが、だんだんと取組が難しくなり、進めにくい状況です。同和地区の中にある「そっとしておいてほしい」という意識と地区外の差別意識が主な原因です。アンケート結果によると、「寝た子を起こすな」論が県全体と比較して、安来は強く、根強い差別意識が残っているそうです。そんな中で同和地区住民対象の学習会を開き、反発やさまざまな指摘を受けながら、地道に取り組んでいることを報告されました。その後のグループ討議では県内の各地域の啓発リーダーの方々が、各地域での実態を情報交換し合いました。私は、「べっぴんの会」での取組を報告しました。ある参加者の方が、差別の実態について、自分の被差別体験をもとに話されました。「差別はどれだけ苦しくて、いたくて、恐いものか」「後継者を探しているのだが、若いものが地域にいなくて困っている」と何度もおっしゃっていました。そして、討議のおしまいのところでは「ここで鳴っとる鐘の余韻を地域に持ってかえってください」と締めくくられました。部落差別の現実を知り、頑張らなくてはと強く思いました。

翌日は、「いじめ(部落差別) ひとりで背負わないで」と題して講演がありました。講師は宮崎公立大学の蔵坪恵常(くらつぼ やすつね)さんでした。人権問題とは、人と人がどのように付き合うかという人間関係の問題だと言われました。偏見や差別意識が行動に現れたものが「いじめ」です。「差別」を「いじめ」に置き換えると分かりやすいということで、大学生に対しての実践を報告されました。いくつもの学びがありましたが、始めのところで、「人が人と向き合うとき、どちらかに偏見や差別意識(いじめ)があると、差別される(いじめられる)人は非人間的な扱いを受けます。その人のことをいやな人だと思い、憎しみや不信感を抱きます。その結果、二人の人間関係はこわれてしまいます。さらに、差別する(いじめる)人は、まわりから自分が憎まれていることに気づいていません。何と愚かなことか!」と簡潔にしかも実感を込めて話されたことが印象に残りました。
さらに、水平社宣言では、「全国に散在する吾が特殊部落民よ団結せよ。長い間、虐められてきた兄弟よ、・・・」と、「差別」を「いじめ」と表現していることも説明されました。

たくさんの資料がありますので、回覧します。ぜひご覧ください。
 この2日間での学びは研修会の時間だけではなく、夜の語りあいの中でも多くの気づきがありました。私自身の実践上の課題のことを自問自答していました。その中で、人権同和教育課の中村課長さんが話された「答えは自分の中にある」という言葉が、頭の中をかけめぐっています。元気をもらった分、今後も地道に取組を進めていこうと思いました。

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